ウィーン菓子
フランス菓子に比べると、馴染みのないものが多いのですが、
お菓子通や食通の中では知名度の高いものも結構あります。
中でもチョコレート生地にチョコレートの糖衣をかけたザッハトルテは有名。
他にも
シュトゥルーデルやドボストルテ、
カルディナールシュニッテンやシュネーバレンなど、形に特徴のあるものも多く、
生地や奥深い味はフランス菓子とはひと味違った美味しさ。
焼き菓子など生地主体のお菓子も種類が多く、
クグロフはマリーアントワネットがフランスに嫁入りする際、
職人同行で持ち込んで知名度を高めたとも言われています。
チョコレートやナッツを混ぜ込んで焼いた生地は、
コクも味も深くて組み合わせるクリームも奥深いものが多く、
コーヒーによく合うものが多いのが特徴。
「バタークリーム」と聞くと、
くどいイメージを持つ人や、しつこい味のお菓子だと勘違いして毛嫌いする人が居ますが、
これがバタークリーム? と思えるものがあったり、
あっさり食べてしまえるものが数多くあるのも特徴です。
教室の講義で出てくるのはその中のほんの一部。
これをきっかけにウイーン菓子を知って頂いて、
いつか本場のウイーンで、その本物に触れていただければ…と思います。
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